ガバナートゥデイ 2025年2月号

ご 挨 拶

2024 ~ 2025 年度 332-C地区ガバナー

佐藤 久一郎

(南三陸志津川LC)

 正月も過ぎ、1 月も半ばを超えてようとしているこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 1 月16 日(木)13 時半より「第71 回地区年次大会」についての全体会議が、南三陸観光協会(ポータルセンター)にて行われました。役割分担等において、様々な意見、活発な議論が交わされておりました。今年の大会テーマは「ワンチームで足跡をしるそう! 332-C」です。今回の委員長をはじめ、執行メンバーは332-C 地区の皆様が一人でも多く集い、盛況な大会となるよう尽力してくださると思います。是非期待していて下さい。
 昨年1 月1 日に発生した能登半島地震の際には、アラート委員会や、GST 委員会、キャビネット執行部、各単会の有志が自発的に集まり、続々と手を上げ、県内各地で募金活動を実施するに至りました。「我々のライオニズムが、広く社会に受け入れられ、浸透しているのだな」と実感したのを覚えております。まだまだ能登半島地震の復興は道半ばです。引き続き支援を続けていけるよう、力をあわせましょう。


 また、今回の「Governor Today」では宮城県腎臓協会、宮城骨髄バンク、東北大学アイパンクへの寄付の記事を掲載しております。医療現場は日夜、人々の健康と命を守るために尽力されており、特に災害時においては、その役割はますます大きくなります。我々は3 バンク委員会を中心に微力ながら活動を続けてまいります。
 繰り返しになりますが、今年の地区年次大会は、このようなライオニズムを共有し、未来の活動についての指針になる場でもあります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

宮城県小児糖尿病サマーキャンプ感謝状授与

2024年12月1日(日)/ 栗原市 国立花山青少年自然の家

 宮城県小児糖尿病サマーキャンプ(東北大学医学部小児科)は、1型糖尿病に罹患した小・中学生を対象に、毎年8月に県北の国立花山青少年自然の家で、インスリン自己注射や血糖自己測定など自己管理に必要な糖尿病の知識・技術を習得することを目的して行われます。キャンプの必要経費が年々増え続ける中、ライオンズクラブ332-C 地区では、その継続の支援を目的に、子供たちの旅行バスを借りるための費用を支援金として寄付いたしました。

 その功績に対し2024 年12 月1 日、宮城県小児糖尿病サマーキャンプ委員会より感謝状をいただきました。3 バンク委員会では、これからも子供たちが安心してキャンプに参加出来るよう、支援を続けてまいります。


東北大学アイバンクへの寄付贈呈

2025年1月17日(金)/公益財団法人東北大学アイバンク

 公益財団法人東北大学アイバンクより感謝状の贈呈があり、出席してまいりました。
 ライオンズクラブ国際協会の代表的奉仕活動に「視力保護」があります。ライオンズクラブの黎明期から現在に至るまで、失明予防活動は奉仕のメインテーマです。ヘレン・ケラーは、1925 年のライオンズクラブ世界大会で、「目の見えない人の騎士となり暗黒から救って下さい」という有名なスピーチを行いました。それ以来、ビジョン・ファーストというスローガンの元、世界中の眼の不自由な方々に光を与える活動を続けて来ました。ライオンズクラブの貢献により、1968 年に財団法人東北大学アイバンクが設立され、現在に至るまで継続して寄付をおこなっております。今後とも継続して支援していくことをお話ししてまいりました。


次世代リーダー研修

2024年12月5日(木)/エル・パーク仙台 セミナーホール

 GLT 委員会主催で開催いたしました次世代リーダー研修の報告をさせていただきます。
 講師として一般社団法人日本ライオンズ前理事長であり、332 複合地区元議長、332-A 地区名誉顧問の田名部智之ライオンをお迎えして次世代リーダー研修を開催しました。参加者は35 名を超えました。
 田名部ライオンから、国際協会あるいは日本ライオンズクラブとしての取り組みや課題をお伺いし、地域奉仕を永続的に行うには何が必要か、チームが動く秘訣とは何か、そのためには各クラブが自らの必要に応じて各クラブのやり方で取り組み変えていく必要性などをご講義いただきました。


 また国際協会として取り組んでいるミッション1.5にも触れられ、エクステンションこそがライオンズクラブ最大の奉仕であるとのご指摘があり、地域奉仕を永続的に行うのに会員増強が必須であることをあらためて認識することができました。
 そして、引き算でなく足し算で奉仕に邁進し、慣例・常識にとらわれず受け入れることが大事なことを、自らのご経験と環境保全に特化した「八戸きれい海ライオンズクラブ」の立ち上げの実例をもとにご講義いただきました。非常に説得力のあるものでした。
 また、研修後は希望者で懇親会も開催し講師の田名部ライオンにもご参加いただきました。最後まで和やかな雰囲気の中、意見交換することができました。

食糧支援活動「フードパントリー」

12月1日(日)/仙台会場 蒲町コミュニティーセンター
12月15日(日)/石巻会場 石巻市役所東側入り口(イオン石巻)

 食糧支援フードパントリーは、経済的に困窮されている方やご家庭に対し、食品を無償で提供し、食生活の安定を図ることを目的に、県内2会場にて行われました。
 仙台では蒲町コミュニティセンターを会場に、午前、午後と合わせ計63 世帯が来場されました。各クラブよりお手伝いもいただきながら、滞りなく開催できましたこと、お礼申し上げます。
 石巻会場は、開催が4 年目ということもあり、開催前の時間から並ばれる方もいらっしゃるなど、大変盛況で、128 世帯の皆様へ食品をお届けすることができました。こちらも支部を含む各クラブの皆様からご協力いただきましたこと、ありがとうございました。


 仙台、石巻会場ともにご用意させていただいた食糧、各クラブからの支援品のほとんどをお渡しすることができました。ご協賛いただきました、企業の皆様、ご参加の皆様ありがとうございました。来場者の皆様が笑顔で帰られる、フードパントリーであったこと、報告させていただきます。

宮城県腎臓協会への寄付金贈呈式

2025 年1月9日(木)/ 宮城県腎臓協会

 公益財団法人宮城県腎臓協会において、佐藤久一郎ガバナー、山内一功キャビネット幹事、松田弘美キャビネット会計、3 バンク委員会から伊藤清彦委員長、山口克宏副委員長、岩渕清市委員が出席して贈呈式が行われました。
 我々ライオンズクラブ332-C 地区は「3 バンク委員会」を中心に、平成元年から腎バンク事業への寄付を30 年以上に渡り継続しており、医療支援アクティビティの柱として活動してまいりました。


 当日は藤盛副理事長、渡辺事務局長と面談し、「3 バンク委員会」についての事、奉仕活動等についてお話し等をさせていただきました。
 今後も宮城県内の腎臓病予防と対策、早期発見と早期治療、腎移植の普及のため、サポートしていきたいと思います。

宮城骨髄バンクへの寄付金寄贈

2025 年1月9日(木)/キャビネット事務局

 同日、一般社団法人宮城骨髄バンクに対し寄付金の贈呈を行いました。当日は理事長、副理事長ともご都合が合わず、松田弘美キャビネット会計が行いました。
 現在、骨髄バンクのドナー登録者数は全国で約55 万人ほどですが、提供の実現には様々な課題があり、これを補うためにも普及啓発活動を推進する必要があります。宮城骨髄バンクを啓蒙し、骨髄移植・末梢血幹細胞移植を実践する骨髄バンク事業について理解を広めるため、ドナー登録を増やして行くことを目的に、これからも支援してまいります。